コーチングとティーチングはどう違う?
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2021/11/21
コラム
コーチングとティーチングは別物であるという想像はつくものの、何がどう違うのでしょうか。
今回は、コーチングとティーチングの違いを見ていきましょう。
▼コーチングとティーチングの違い
コーチングとティーチングは、それぞれに違う目的があります。
■コーチングの意味と目的
コーチングとは相手の話に耳を傾けることによって、その人が持つ能力や可能性を引き出すことが目的です。
能力を引き出せれば目標を達成することが容易になりますし、可能性を引き出せたなら、新たなことができるかもしれません。
ただ、そのためには相手に自主的に行動してもらうことが重要です。
人はしばしば自らを肯定できず、自分が持っている力に気づかないことがよくありますが、コーチングによって気づかせることができます。
コーチングはいきなり答えを与えるのではなく、徐々に気づいていくようにヒントを与えるのが目的なのです。
■ ティーチングの意味と目的
ティーチングとは、「答えを持っている側が相手に対して知識や情報を与え、できるようになるまでサポートすること」です。
英語で「 teach」は「教える」という意味ですので、ティーチングでは正しい答えがあることを大前提としています。
コーチングのように相手に気づいてもらうのではなく、明確に正しい答えを教えてから、できるようになるまでサポートするのがティーチングの目的です。
▼まとめ
相手を尊重して気づいてもらうためのコーチングと、教えた上でサポートするティーチングの違いは大きく、理解した上で使い分けることが重要ですね。
弊社は独自に開発したメソッドで、コーチングを行っております。
「コーチングで自分や部下の力を伸ばしたい」という方は、ぜひお問い合わせください。